制作会社の実態は世間のイメージとだいぶ違います。

ホームページ制作会社の制作担当者のことを、業界では「WEB デザイナー」とか「WEBクリエイター」と呼びます。

彼らの仕事はおしゃれなホームページを作ること。そのためにデザインの専門学校に通い、技術を習得してきました。ですからおしゃれな格好いいホームページを作るのはお手のもの。きれいな写真を使ったり、魅力的な動画をいとも簡単に作ってくれます。

でも彼らは「デザイナー」であって、「営業マン」ではありません。おしゃれなホームページは作れても、ホームページでどうすればお客さんを集められるのかは知らないのです。

営業経験がありませんから、商売につながるホームページの作り方について、ほとんどノウハウを持っていませんし、お客さんからヒアリングする能力も「営業マン」に比べれば劣ります。

お客さんの要望を細かく聞きながら、お客さんが満足するホームページを作るというよりは、デザイナー自身が格好いいと思う、ある意味「自己満足のホームページ」が出来上がりがちです。その結果、レベル的に首をかしげるようなデザイナーも少なくありません。

このように、営業経験のない商売を知らないデザイナーがホームページを制作しているというのが、多くのホームページ制作会社の現実なのです。

ここでお伝えしたかったのは、WEBデザイナー達の悪口を言うことではありません。

あなたがホームページ制作会社を選ぶ際には、こうしたデザイナー達と仕事をすることになるわけですから、事前にデザイナー達の特性をご理解いただきたかったのです。

こうしたデザイナーの特性を前提として、ホームページ制作会社とつきあっていただきたいと思います。